ユーロ(EUR)
EU(欧州連合)の加盟国25ヶ国中、15ヶ国で公式に採用している単一通貨です。ユーロ圏の経済規模は、最近ではアメリカと肩を並べるほどになり、ユーロは米ドルにつぐ第二の基軸通貨といわれています。ここ数年、FXにおいてもユーロの取引高は多くなっています。
円安や円高の動きがはっきりと現れやすいので、売買しやすい為替相場といえます。
ただ、政治的な統一がまだなされていないこともあり、政治的なリスクが為替レートに影響を与える可能性もあります。
またユーロは、欧州中央銀行と、各国の中央銀行から構成される欧州中央銀行制度によって管理されています。まだ歴史の浅い欧州中央銀行は、金融政策における実力が未知数で、どんな判断基準でどんな決定を下すかなど、予想しづらい現状があります。
ユーロのレートに大きな影響を与える要因として、下記があげられます。
・米ドルの変動
ユーロは、米ドルが売られた際の「避難通貨」として買われることがあります。たとえば、アメリカでテロなどの有事が起き、米ドルが売られて値が下がると、ユーロが買われて値上がりする傾向があります。
したがって、ユーロと米ドルはチャート上では逆の動きをしやすいといえます。
・EU主要国の情勢
ユーロの為替レートに影響を与えやすいのが、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどの主要国です。これらの国の景気や情勢が、ユーロの相場に影響してきます。
過去の相場変動
ユーロ圏での利上げの期待、経済情勢が堅調であるために、2000年から円安ユーロ高の動きが加速しています。上昇・下降のトレンドがはっきり表れやすく、トレンドに乗りやすい通貨といえます。
EUの経済情報
GDP | 11兆4,612億ドル(2006年) |
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一人当たりの名目GDP | 24,700ドル(2006年) |
失業率 | 8.1%(2006年) |
貿易額 | 輸出:1兆2,382億ユーロ(2007年) 輸入:1兆4,233億ユーロ(2007年) |
EU加盟国 | ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド、スウェーデン、英国 ※赤字は通貨にユーロを採用している国 |
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