カナダドル(CAD)
通称「キャンディー」と呼ばれるカナダドルは、カナダの他、アメリカの北部の一部の地域では、米ドルと等価で使用できます。日本での流通量が非常に少なく、銀行などでの両替手数料は、米ドル、ユーロなどと比べて割高です。
カナダは1991年以来、経済成長を続けていて、経済規模は現在世界第8位です。小麦などの農産物では、世界有数の共有国でもある一方で、GDPの約3分の2をサービス業や製造業が占めています。
基本的には値動きの変動幅が小さいので、リスクの少ない通貨で、リスクを分散させたい場合に適した通貨です。また将来的には利上げがありそうなので、長期的に保有してスワップポイントを狙うのもいいでしょう。
カナダドルのレートに大きな影響を与える要因として、下記があげられます。
・アメリカの動向
アメリカと地理的に近く、経済的にも関係が強く、輸出の約8割がアメリカ向けです。そのため、アメリカの金融政策や雇用、消費などの経済統計に影響を受けやすい傾向があります。
・原油や小麦などの一次産品の価格相場
カナダの石油埋蔵量は、全世界の15%を占めるので、原油価格が高騰するとカナダドルの相場も上昇する傾向があります。また石油だけでなく、小麦や金、鉄などの一次産品の価格の上下が影響しやすいです。
過去の相場変動
カナダは豊富な石油埋蔵量を誇るため、2005年頃から原油の価格高騰によって、カナダドルの相場も上昇しました。サブプライム問題の影響を受けたものの、経済的には堅実に伸びています。
カナダの経済情報
名目GDP | 1兆5,314億カナダドル(2007年) |
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一人当たりの名目GDP | 46,441カナダドル(2007年) |
失業率 | 6.0%(2007年) |
消費者物価上昇率 | 2.2%(2007年) |
貿易額 | 輸出:4,485億カナダドル(2007年) 工業製品、エネルギー製品、機械機器、自動車・関連製品 輸入:4,064億カナダドル(2007年) 機械機器、工業製品、自動車・関連製品、その他消費財 |
主要産業 | 金融、保険、不動産業、製造業、商業 |
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